福島県被災ペット救護に係る義援金の御礼 

 

平成23311日に発生した東日本大震災並びに翌12日の東京電力福島第一原子力発電所事故により、近隣8町村全ての住民が避難指示を受け、今現在も大変不自由な避難生活を余儀なくされている所であります。

また、同時に飼育されていた多くの犬・猫も被災し、そのような中で415日福島県動物救護本部が組織されました。

422日には原子力発電所より半径20km以内が警戒区域(立入禁止区域)に指定され、許可なく立ち入ることが出来なくなり、区域内での活動が制限されました。しかしながら、区域内には多くの犬・猫が生存していたため、国・県の行政機関が中心となり救護活動が実施されました。

その結果、多くの保護された犬・猫を収容する場所の確保が必要となったことから、空き倉庫を借り受け、第一シェルター(飯野シェルター)の運営を平成23427日から開始(平成253月に閉鎖)することとなりました。

更に、保護頭数の増加にともない、同年101日に第二シェルター(三春シェルター)を整備し収容を致しました。

 収容保護された犬猫は、飼い主への返還や、多くの方々のご協力により新たな飼い主への譲渡も進み、管理頭数も減少してきております。

 現在は、帰還困難区域での一時帰宅住民からの犬猫に関する苦情等もなく、また、生息調査の結果からも猫は散見されるも犬は確認されなくなり、保護される犬猫もほとんどいない状況であります。

 福島県動物救護本部での被災犬猫救護のため、平成234月に義援金口座を開設以来、関係団体・企業はじめ全国各地の多くの方々からご支援を賜り、救護活動やシェルター運営が円滑にできたことに対し心から感謝申し上げます。

 今後は、帰還困難区域に生息している猫の繁殖抑制対策等に取り組んでまいる考えであります。

 現在までにご支援を頂きました義援金につきましては、その残額も多く今後の事業展開にも十分であることから、この度平成26430日をもって義援金口座を閉鎖することといたしました。3ヵ年に亘りご支援を賜り誠にありがとうございました。(義援金の収支につきましては、当本部のホームページにて公開しておりますのでご参照願います。)

 福島における原発事故災害の復興までには、まだまだ多くの期間が必要でありますが、動物救護本部といたしましても活動を継続しつつ、これらの災害を風化させないように発信を続けてまいりますので、今後ともご理解とご協力を宜しくお願い申し上げまして御礼といたします。 

 

平成265

 

福島県動物救護本部                          

                              本部長 森澤 道明

 

 

 

【今までにお寄せいただいた義援金額】

 義援金をお寄せいただきありがとうございます。(今までご支援いただいた方々のお名前は『ご支援いただいた皆さま』に掲載しております。)

 皆様方からお寄せいただいた義援金総額は、平成29年2月末日で

475,992,942円です。(緊急災害時動物救援本部からの義援金配分・福島県等からの業務委託料・缶バッチの売り上げを含む)

 義援金は、すべて被災ペットの飼育管理経費及びシェルターの運営費等に充てております。

【義援金の主な使途(平成29年2月末現在)】

【使途詳細】

※475,992,942円/残金9,888,829円

①人件費 (賃金・共済保険費)

91,600,027

②災害補償費 (報償費・咬傷事故発生時治療費・診察費) 7,628,386
③需用費 (光熱水費・消耗品費・医療材料費・修繕費) 117,277,446
④役務費

(通信運搬費・保険料・手数料)

4,802,759
⑤委託料 (高圧電気設備保守点検委託料・機械警備委託料・一般廃棄物処理料・浄化槽汲取料・浄化槽維持管理委託料・施設管理委託料・その他) 48,664,116

⑥使用料及び

   賃借料

(家屋借上料・使用料) 31,469,352
⑦備品購入費  (動物用検査システム検出器及び計測部一式等) 8,976,450
⑧旅費   2,096,120
⑨雑費  (会議費等) 3,546,747

⑩三春シェルター

 施設整備費

  149,566,020

⑪諸謝金

(収容動物の内部被ばく調査) 476,690 

お知らせ

ご支援頂きました皆様へ

暖かいご支援本当にありがとうございます。

皆様からいただいた物資は、収容施設にて保護収容している動物達が快適に暮らすための飼育管理に活用させていただいております。